きびしい感染予防策で手荒れに?!
WHOは最大の感染予防策である、手指衛生管理の手順を繰り返すよう推奨しています。
ガウン、エプロン、マ
スク、ゴーグル、手袋の個人防護具を着る前、
そして後、毎回手洗いが組み込まれており、さらに5つの場面それぞれこの手順を
繰り返すよう推奨しています。
医療従事者は、手洗い・消毒頻度が高く、手荒れのハイリスクグループとなっております。
手荒れの原因は乾燥?!
手荒れの主な要因は乾燥です。
頻繁な手洗いをすることによって、皮膚の皮脂を過剰に取り除いてしまう、
そうすると必要な水分が失われ、角質層のバランスが悪くなりバリア機能が破綻します。
その結果、乾燥、ひび割れ、赤身、かゆみ、落屑(らくせつ)が起き、手荒れとして医療従事者の皆さまを悩ませ
ています。
ハンドケアの重要性
感染対策を守るのと同じ程に、皆さまの手の健康を維持することは重要です。
きびしい感染予防を守ることも重要ですが、皆さまの手の健康を維持することも大変重要です。
手荒れを放置してしまうと菌の温床となり、結局感染を広げてしまいます。
そして、水分量が不足して乾燥していると、手荒れによる痛みを感じるため、
手洗い回数も少なくなりがちですね。