• 米国手術室での取り組み

    Efforts at the
    US operating room

WHOからの提言

  • ・患者安全は切実な公衆衛生問題である
  • ・全世界で10人に1人の患者が病院で事故に遭った可能性あり
  • ・医療業界における安全記録の低さ
  • ・安全な手術はチームワークでのアプローチが必須

米国の医療安全  
医療機関の動き

  • 米国医学研究所では『医療の質~谷間を超えて21世紀システムへ~』と題し、①安全 ②効果 ③効率 ④患者中心 ⑤適時 ⑥公平という6つの観点から、医療の質向上を提言している。

  • 医療の質改善研究所が“10万人を救えキャンペーン”を全米で実施し、死亡率と罹患率の低減において劇的な成功を収めた。

  • IHIにより、“500万人の命”キャンペーンも開始。
    “10万人を救えキャンペーン”の第2弾にあたり、死亡だけではなく、医療に伴うインシデント・アクシデントも避けることを目的としている。

  • 外科手術室の安全が最重要課題に

日本での医療安全の歩み

    • 1月横浜市立大学事件
    • 2月都立広尾病院事件
    • 10月医療安全対策ネットワーク整備事業
      (ヒヤリ・ハット事例収集等事業)開始
    • 4月「医療安全推進総合対策の策定、公表
    • 9月東京慈恵医大附属青戸病院事件
    • 4月都立広尾病院に関する最高裁判決
    • 9月医療事故情報収集等事業において事故事例の受付を開始
    • 9月「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」開始※運営:日本医療安全調査機構
    • 2月福島県立大野病院事件
    • 6月「第5次改正医療法」が成立
      (医療安全の規定が整備される)
    • 2月「産科医療補償制度運営組織準備委員会」が発足
    • 8月福島県立大野病院事件の判決(無罪)
    • 1月「産科医療補償制度」開始
    • 4月薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業において事例の受付を開始
    • 8月厚労省「医療の質の向上に資する無過失補償制度のあり方に関する検討会」
  • ヒヤリ・ハット報告事例集