PPE(Personal Protective Equipment)=個人防護具
スタンダードプリコーション
(標準予防策)
患者や医療従事者を感染や汚染から守るためには、患者の血液・体液・分泌物・排泄物などをすべて感染源と見なし、感染症の有無にかかわらず、常にPPE(個人用防護具)の使用を徹底する必要があります。
(標準予防策)
米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention)も
使用を推奨
米国CDCでは、1996年の隔離予防策ガイドラインにおいて「病原体と宿主因子はコントロールが困難であるので、微生物移動の阻止は感染経路に向けられるべきである」としています。この感染経路を遮断するための有効な手段がPPEなのです。
使用を推奨
PPE取り扱いにおける大前提
①最適な製品を、②用途に合わせて、
③正しく使う
③正しく使う
- ・医療従事者の感染を防ぐ
- ・汚染物の曝露に対する保護
- ・汚染物の拡散防止
- ・不要な防護具は時間・コストのムダ
- ・防護具の重要性、知識の再認識
- ・感染リスクの知識を深める
PPE(個人防護具)の着脱方法
※身につけるときと外す時は順番が異なります。
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着け方
POINT:
必ず入室前に着用します - 着ける順番:(1)ガウン・エプロン > (2)マスク >
(3)ゴーグル・フェイスシールド > (4)手袋
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最初に手指をしっかり 洗浄・消毒します。
1ガウン・
エプロン-
[ ガウン ]
膝から首までの全身をしっかりとガウンで覆い、
首ひもと腰ひもを結びます。
[ エプロン ]
首から静かにかぶり、腰ひもをゆっくり広げて後ろで
結びます。患者と接する部分を覆うようにすそを広げます。
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2マスク
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(1)マスクの上下と表裏を確認します。(2)ゴムひもを耳に かけます。(3)ノーズピースを鼻の形にそってズレ落ちないようしっかり折り曲げます。(4)鼻を押さえながらひだを伸ばし鼻とあごをしっかり覆います。(5)装着完了です。
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3ゴーグル・フェイスシールド
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[ ゴーグル ]
[ フェイスシールド ]
顔と目をしっかり覆うように装着します。
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4手袋
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(1)手袋のすそをつまんで下にたらします。(2)親指の位置を確認して手を入れます。(3)反対の手も同様に装着します。(4)手首が露出しないようガウンの袖口まで覆います。×手首が露出している。
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外し方
POINT:
退室前に外します - 外す順番:(1)手袋 > (2)ゴーグル・フェイスシールド > (3)ガウン・エプロン > (4)マスク
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1手袋
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(1)皮膚に直接触れないようにする。(2)手袋の内側が表になるよう静かに外します。(3)外し終わったら手袋を、手袋をした方の手の中に丸めます。(4)手袋を外した手の指先を、もう一方の手袋の内側に差し入れます。(5)そのまま引き上げるようにして外します。(6)ひと塊となった2枚の手袋をそのまま廃棄します。
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最初に手指をしっかり洗浄・消毒します。
2ゴーグル・
フェイス
シールド-
[ ゴーグル ]
[フェイスシールド]
外側表面は汚染されているため、 ゴムひもやフレーム部分をつまんで外し、 そのまま廃棄するか所定の場所に戻します。
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1手袋
最初に手指をしっかり洗浄・消毒します。
2ゴーグル・フェイスシールド
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(1)皮膚に直接触れないようにする。(2)手袋の内側が表になるよう静かに外します。(3)外し終わったら手袋を、手袋をした方の手の中に丸めます。(4)手袋を外した手の指先を、もう一方の手袋の内側に差し入れます。(5)そのまま引き上げるようにして外します。(6)ひと塊となった2枚の手袋をそのまま廃棄します。
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[ ゴーグル ]
[フェイスシールド]
外側表面は汚染されているため、 ゴムひもやフレーム部分をつまんで外し、 そのまま廃棄するか所定の場所に戻します。
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3ガウン・エプロン
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[ ガウン ]
(1)腰ひもと首ひもを外します。(2)ガウンの表面に触れないようにそでから手を抜きます。(3)そでに腕を残しながら、ガウンが裏返るように脱ぎます。(4)そでに腕を残したままガウンを巻き上げます。
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[ エプロン ]
(1)首ひもを引きちぎります。(2)エプロンの上半分を前にたらします。(3)エプロンの表側に触れないように、エプロンのすそを内側から持ちすくい上げます。(4)折りたたんだ状態で腰ひもを引きちぎります。
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4マスク
最後にもう一度、手指を洗浄・消毒します。
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マスクの表面に触れないように
ゴムひもをつまんで外し、
ゴムひものみを持って廃棄します。
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4マスク
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マスクの表面に触れないように ゴムひもをつまんで外し、 ゴムひものみを持って廃棄します。
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最後にもう一度、手指を洗浄・消毒します。
PPEの使い方・選び方
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